ブガッティという車のメーカーを皆さん知ってますか?
一台2億から3億する、超がつくほどのスーパーカーの代名詞です。オーナーとして有名なのは最近何かと話題のビートたけしさん。ゾゾタウン社長、前沢友作さん。今すっかり鳴りを潜めてしまっていますが、楽しんごさん。今テレビから全く姿を消していますが現在は整体師として整骨院をいくつか展開しているそうですメディアによると年収はおよそ6億円と言われているそうです。
そんな有名人や、超富裕層の方が乗っているブガッティという超高級車メーカーについて、なぜそんなにも高いのか?というのを順を追って解説したいと思います。
Contents
ブガッティの車種について
wiki/ブガッティ・ヴェイロンより引用
ブガッティ・ヴェイロン
2005年から2015年かけて製作されていました。
スペックは、
定員は二人乗りエンジンは8Lクワッドターボ。
駆動方式は4WD 最高出力736kw (1001PS) PS =馬力
最高速度407km(標準モデル)415 km(スーパースポーツ)
価格1億7900万(税込)
販売台数450台
まず驚くべきことは排気量の8リッターこれは国産車と比較すると大体国産車では1.5 L から2 L が理由なので大体5倍から4倍ほどの排気量になります。
そしてメインの最高出力は、国産車では最高でも300PS前後。国産最速のスポーツカー日産 GT-R これで570PS 現在国産ではこの日産 GT-R が国内最高最大出力を、誇っています。
次にターボですが、普通の車だとシングルスポーツタイプ上記の国産最高出力を誇る GT-Rでもツインターボまでが標準的ですので、それをさらに倍の四つ積んでいるとはさすが世界最高級のスポーツカーですね。
wiki/ブガッティ・シロンより引用
ブガッティ・シロン
今現在生産されているブガッティのメインラインですね。
まずスペックについて
2016年から販売開始
定員2名
エンジン8リッタークアッドターボ
駆動方式4 WD
最高出力1103 KW 1500 PS
最高速度420km(リミッター作動)
価格約3億円 約2600万ドル
販売台数500台
ブガッティヴェイロンの後続車種ということもあり4のスペックは同じただ違うのは最高出力の1500 PS 先代車種のヴェロンと比べ500 PS もスペックアップしています。
さらに驚きなのは最高速度が420 km でリミッターが作動してしまうということです。
おそらくタイヤなどが物理的に耐えられないのではないでしょうか?
タイヤなども市販品ではヴェイロンの時代から最高速を出すのに耐えられないということで、ヴェイロンのためだけに専用設計のタイヤを使っています。
まあ400 km 以上出したとしてもそれを操れる腕がドライバーにあるかどうかですよねと言うか 400キロ出すには11 kmも必要なようなので、かなり場所も限られるかなと。
では、ブガッティの凄さを調べるために主なスーパーカーと比較して行ってみましょう。
排気量を主な高級スポーツカーと比べると?
ブガッティヴェイロン8000cc
メルセデスベンツ AMG SL 7290cc
ロールスロイス ファントム 6749cc
ベントレー コンチネンタルクーペ 6747cc
ランボルギーニ アヴェンタドールロードスター 6498cc
フェラーリ F 12ベルリネッタ 6062cc
ハマー H2 6162cc
明らかに抜きん出ていますね、そうそうたるスポーツカーを集めましたがやはりなかなか8000cc なんて化け物みたいな排気量はいませんでした。
燃費について
ブガッティヴェイロンの実燃費市街地でおよそ3 km 高速道路で約6.5 km
上記した日産 GTR もおおよそ燃費5 km から7 km
ランボルギーニムルシエラゴ リッター3.4 km 高速道路でおよそ6km
8000リッターという化け物のような排気量からすると意外と省燃費なのかなと感じました。
気になる維持費について
税金について
排気量税111000円
重量税49200円
保険については価格が価格なのでおそらくとんでもない金額になると思いますが、ちょっと今回はピンキリなので試算には入れません。
そして消耗品について
なんとブガッティヴェイロンのタイヤはタイヤだけではなくホイールまで定期的に交換しなければなりません。
まずはタイヤの交換時期についてブガッティは4000 km 走行毎に交換を推奨しています。
しかも16000 km おきにタイヤホイールの交換を推奨していて、しかもこのホイールの交換なんと国内では交換できずフランスまで空輸をしなければなりませんしかもそのお値段なんと450万円ほど。
もう雲の上のような話ですね一回のホイール交換で日本の平均年収を軽く上回っちゃうんですから。
購入には審査がある?
ブガッティはイメージを守るため購入する際、購入者の審査があります。ただ成金のお金持ちのマナーの悪い人間に乗られてしまうとブガッティと言うブランドのイメージを損ねてしまうからです。
しかもその審査の流れについてももう庶民からの想像とはかけ離れています。
購入するためには日本の代理店であるニコルレーシングジャパンで審査を行います。
ここで無事審査が通れば予約金の支払いを行い予約金の額はおよそ5000万!まあブガッティを買える人にとっては大した金額ではないのでしょうけどね。
予約金を支払い終えるとブガッティ本社から招待状が届くらしいです。
招待状には何とファーストクラスの航空券が空いているそうです、行き先はブガッティ本社のあるフランス。
しかも向こうへの宿泊費家滞在費なども全てブガッティが出してくれます。
そしてわざわざ本社に出向いて試乗、ブガッティはひとつひとつがオーダーメイドなのでオーナーの体格に合わせてシートをオーダーメイドします。さらにインテリア、エクステリアなどオーナーの好みに合わせて作成します。
そして残りの残金約1億5000万を支払い、晴れてオーナーとなります。
ブガッティのオーナーになると、オーナーズクラブの参加資格が与えられオーナー同士の親睦や、人脈形成にも繋がるので、そういう目的で買う人もいるのではないでしょうか。
そう考えると趣味を兼ねての約2億円ほどの投資は安いのかもしれませんね。
ブガッティが今の地位に至るまで
ブガッティは1909年に設立された会社ですこの頃は主に構成のスポーツカーを製造しています。
1987年 ブガッティヴェイロンの先代となるEB 110を発売した後1995年に倒産してしまう。
そして現在のブガッティオトモビルが、1998年に設立されました。
フォルクスワーゲンが倒産したブガッティの商標や、権利などを買収し100%子会社として創業されましたこれが現在のブガッティにあたります 。
一度倒産したとは言え100年ほどの歴史を持つ生粋のスポーツカーメーカーとして存在していたということがわかります。
なぜブガッティはこんなにも高いのか?
まず販売する台数が少ないので一台あたりの開発費とんでもなく高いのです。
国産車などだと量産するので開発費はそのぶん分散されますがブガッティのようなブランドとして確立されている車なのは量産してしまうと貴重性がなくなり、ステータスとしての意味が失われてしまうので、販売数を限定しています。
500台ほどの生産のために工場を作ったり専用のテスト場を作ったりそして上記にもしましたが400キロのスピードに耐えれる専用のタイヤを開発。
そしてパーツひとつひとつもすべて1からの設計、400 km 出せるスポーツカーなんで今までなかったので全てがブガッティのために設計生産されたパーツになりますなのでひとつひとつの単価がとんでもなく高いということになります。
もちろんすごいのはそこだけではありません内装も2億から3億する商品なので徹底的にこだわり抜いています。
シートに使用する革は、虫刺され傷が一度もない千頭に一頭いるかいないかの綺麗な牛の皮を丸ごと一匹分使用しています、これだけでおおよそ一千万近くかかるようです。
これだけお金がかかっていれば2億から3億するというのも頷けますね燃費などに関しては、もっと燃費が悪いと思っていたので意外な結果になったかなと思っいます。
あまりブガッティの事故のニュースなどを見ないのはやはり購入時などに審査をすることにより、客層の質をを保っているからではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。